こんにちは。
吉祥寺の結婚相談所えんむすび 江原です。
お見合いやデートの場で、ふと訪れる“沈黙”。
その時間が長く感じて、つい焦ってしまうことはありませんか?
「何か話さなきゃ」
「沈黙したら気まずいと思われるかも」
そう感じると、どんどん心が固くなってしまいますよね。
でも実は、沈黙の時間にも大切な意味があるんです。
今日は、沈黙が怖いと感じるときに少し心が軽くなる考え方をお伝えします。
沈黙は“気まずさ”ではなく“安心感”のサイン
多くの方は、沈黙=気まずい時間だと感じます。
けれども、実際はその逆のことも多いのです。
たとえば、相手が安心しているときほど言葉は少なくなります。
「何か話さなきゃ」と頑張らなくても、一緒にいる空気が心地よければ、
沈黙も“会話の一部”になるのです。
つまり、沈黙があるということは、
ふたりの間に安心できる空気が少しずつ生まれているサインでもあります。
沈黙を“埋める”より、“味わう”気持ちで
婚活中の方の多くは、沈黙を怖がって無理に話題を探そうとします。
でも、その頑張りがプレッシャーになってしまうこともあります。
たとえば、沈黙の中で「今日はお天気がいいですね」と口にしても、
どこか表面的なやり取りになってしまうことがありますよね。
そんなときは、焦って言葉を出すよりも、
“その場の空気”を一緒に感じる意識を持つと良いかもしれません。
たとえば、カフェの音や香り、窓の外の景色。
同じ時間を共有していることを感じるだけで、
沈黙が「気まずさ」ではなく「穏やかな時間」に変わります。
そして、そこから自然と次の言葉が生まれてくることも多いのです。
沈黙を怖がる自分も、まるごと受け入れてみる
沈黙が怖いのは、
「退屈だと思われたくない」「嫌われたくない」
そんな気持ちが心の奥にあるからかもしれません。
でも、その気持ちは“人を大切にしたい優しさ”の裏返し。
自分を責める必要はまったくありません。
「そう感じる私も、悪くない」
そう思えた瞬間から、心に少し余裕が生まれます。
そして、そのやわらかな気持ちこそが、
相手に“安心できる人”という印象を与えるのです。
まとめ
沈黙の時間は、決して悪いものではありません。
むしろ“心の間(ま)”を感じ取れる大切な時間です。
言葉を交わさなくても、
同じ空間を心地よく過ごせる関係は、結婚生活でもとても大切。
だから、沈黙が訪れたときは、
「いま、この空気を一緒に感じているんだ」と思ってみてください。
その瞬間、ふっと力が抜けて、
いつもの自分らしい笑顔が戻ってくるはずです。
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